第一課


twitter寓話【偽イソップ寓話集】第四回 [再]*1
目次:「酒飲みとデュオニソス」「臆病な猿」「兎とワニ」「ライオンと豹」


【偽イソップ寓話集】酒飲みとデュオニソス 酒飲みが強かに酔い意識朦朧、汚物を吐き散らしつつ言う「酩酊の神よ、なぜあなたは私を苦しめるのですか」にわかにデュオニソスが現れて言うには「お前があまりにも下手糞な飲み方をしたので罰を与えたのだ」味わわずに飲むものは神に罰せられるという話。


【偽イソップ寓話集】臆病な猿 以前蛇に噛まれて痛い目にあった猿が、道端の棒切れや紐屑に怯えて避けて歩くようになった。それを見た狐が笑って言うには「行き過ぎた恐怖は知恵を曇らせるものだ」


【偽イソップ寓話集】兎とワニ。兎が川で水を飲んでいると目の前にワニがいた。逃げられぬならばと兎はワニを説得しはじめた「あそこに鈍いカバがいる。敏捷な私よりたべやすかろう」ワニが答えて「カバは鈍いが強い。襲えば無事にはすまぬ。しかしお前は敏捷だが弱く安心だ」こうして兎は食われた。


【偽イソップ寓話集】ライオンと豹。ライオンが猿を追ったが、木に登られてしまい攻めあぐねた。そこへ豹が来て、するすると木に登って猿を食べてしまった。ライオンが「私の獲物をなぜ横取りするか」となじると、豹が答えた「力を持つ者ではなく、力を使う者が獲物を得るのだ」

*1:この番組はhttp://twitter.com/tinkoji2月2日放送分の【偽イソップ寓話集】第三回の再放送です。

第一課


今日の宮地眞理子さん。
冒頭のナスカの大地にかっこよく立つ宮路さんを見て、少し太った?
やはり宮路さんは過酷なロケが続いていたから今までがやせすぎていたんだろうと思いました。
今回はペルーの海沿いのレストランでおいしそうなウニ料理を食べたり、市場でスパイス漬けの落花生を食べたりと、以前とはうって変わってグルメなリポートを展開しておりました。
いつだったかナスカからアンデス山脈を隔てたアマゾンで白いビニール虫を食べて現地ガイドにその男気を認められた宮路さんもおいしい物を食べられるようになってよかったねと心から祝福しました。

第一課


はてなブックマーク - tinkojiのブックマーク / 2008年1月25日
このブックマークコメントにスターがたくさんついたので、これははてなダイアリー人民が墨家の兼愛非攻の精神を渇望しているという証だと思い、以下のグループを作りました。
はてなグループ 電網墨家


よろしくお願いいたします。

第二課


最近twitterの転載ばかりなので、ほかのことも書きたいと思う。
他にも「ボラット」観てメチャクチャ面白かったからその感想書こうかなとか、試しに検索して読んでみたけど2ページ目で読むのが辛くて止めてしまった「恋空」再挑戦感動のゴール的感想文とかやってみたいです。 
 

第一課


またまた作りましたよ。こればっかり。
twitter寓話【偽イソップ寓話集】第三回 [再]*1
目次:「猿とライオンと豹」「嘘の起源」「オタマジャクシ」「羊と豚」


【偽イソップ童話集】猿とライオンと豹 猿がライオンに追われて木に登った。ライオンが木に登れずに困っているのを見下ろして猿が笑っていると、背後から豹が登ってきて食われてしまった。この話は、半端な備えに慢心して油断する者を戒めている。


【偽イソップ寓話集】嘘の起源 ゼウスが人間を創造した際、誤って口を二つつけてしまった。試しに喋らせると、同時にあべこべのことを喋るので話を聞き取れなかった。そこで二つの口をつないで一つにしたところ、話は聞き取れるようになったが話す内容の辻褄があわなくなった。これが嘘の起源である。


【偽イソップ寓話集】オタマジャクシ ある水溜まりにオタマジャクシがいた。周りの蛙は「早く蛙になれ」と忠告したが彼は「今のままで十分だ」と蛙になるのを拒み続けた。やがて水溜まりが干上がるとオタマジャクシは助けを求めたが周りはどうすることもできず、そのまま干からびて死んでしまった。


【偽イソップ童話集】羊と豚 デュオニソス祭で羊が1頭生贄に出されることになった。羊たちは恐れおののき、蚤の足音にも怯える有様だった。それを見た豚が笑って言うには「あいつらは気楽なものだ。俺たち豚は遅かれ早かれ全員食われちまうのに」己の不幸を大げさに嘆く者は笑われるという話。
 
 

*1:この番組はhttp://twitter.com/tinkoji1月24日放送分の【偽イソップ寓話集】第三回の再放送です。

第二課


twitterって1回の投稿につき140字しか書けないんですが、その制約の中で、投稿1回分の中で完結するお話を考えるのは頭の体操になるし結構楽しいですよ。字数制限があるから、無駄な表現はガンガン削っていかなければならないし、冗長な言い回しは淘汰され、より短く言い換えられる表現が最優先される、このスリル。短い文章のなかにいかにより多くの内容を詰め込むかというところがtwitter寓話の醍醐味です。
 
 
 
 

第一課


また作りましたよ。
twitter寓話【偽イソップ寓話集】第二回 [再]*1
目次:「死神と男」「鹿とライオン」「鹿を飼う男」「茨と雀」


【偽イソップ寓話集】死神と男 ある男の前に死神が現れた「お前は今日死ぬ運命だ。命を貰うぞ」男が答えて「妻に会いたいので一日まってくれ」次の日に死神が現れると「息子に会いたいのでもう一日」また次の日に死神が現れると問答無用で男の命を刈り取った。口先だけのごまかしは物の役に立たない。


【偽イソップ寓話集】鹿とライオン 立派な角を持つ鹿がいた。動物達はみなその角を褒め、鹿も褒められて当然と自惚れていた。ある日ライオンが鹿に寄ってきた。鹿は逃げもせず「君も私の角を褒めにきたのか」ライオンが答えて「お前の角ではなく肉に興味があるのだ」自惚れは思慮分別を奪うという話。


【偽イソップ寓話集】鹿を飼う男 ある男が鹿を飼うことに成功した。ところが畑を耕せては牛に劣るし、荷を背負わせては驢馬に劣った。男が呆れて言った「もう少し要領よく働けぬのか」鹿が嘆いて言うには「無理を言うな、私は鹿だ」無理に型に押し込めて教育すると生来の美点を殺すことになるものだ。


【偽イソップ寓話集】茨と雀 飛び疲れた雀が茨にとまって言った「なんととまりづらい枝だ。足が痛くてかなわん」茨が怒って言うには「文句を言うならはじめからとまるな。他にも木があるのに真っ先に私にとまったのはお前だろう」この話は、己の浅慮を棚に上げて人の粗捜しばかりする人を叱っている。

*1:この番組はhttp://twitter.com/tinkoji1月19日23:30〜24:00放送分の【偽イソップ寓話集】第二回の再放送です。